

キャバクラの色恋管理とは、ボーイがキャストに交際してると信じ込ませて、
キャストのやる気を出したり仕事を管理することです。
今回は、
メリットやリスク、ボーイに管理されてるか見分けるポイントなどを解説します!
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キャバクラの色恋管理とは?

キャバクラの色恋管理(「色管」「色管理」)とは、
黒服などの男性スタッフがキャバクラ嬢に「自分と付き合っている」と信じ込ませ、疑似恋愛の関係を利用してやる気や仕事内容を管理することです。
キャバクラではボーイとキャバクラ嬢の恋愛は禁止とされているため、こうした行為はお店に内緒でこっそり行われます。
色恋管理はキャバクラ嬢をだます手口であり、決して褒められるものではありませんが、残念ながら一部のスタッフの間で行われているのが現実です。

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風紀違反と色恋管理の違い

風紀違反とはボーイとキャバクラ嬢が単に付き合うことで、
付き合ってるふりをしてキャバクラ嬢を管理する色恋管理とは違います。
風紀違反はお店のルール違反で罰則の対象ですが、色恋管理はふりだけなので一応ルール違反にはなりません。

色恋管理のボーイ側のメリット

なぜキャバクラ嬢をだましてまで色恋管理するボーイがいるかというと、
- キャバクラ嬢にやる気を出させる
- 言いなりにしてうまく管理できる
- 出世につながる
といったメリットがあるからです。
メリット①:キャバクラ嬢にやる気を出させる

キャバクラ嬢にやる気を出させるというのは、色恋管理のメリットの一つです。
ボーイと付き合ってると思ってるキャバクラ嬢は、
恋愛でテンションが上がってやる気も出ますし、ボーイに認められたいので仕事を一生懸命頑張ります。
メリット②:言いなりにしてうまく管理できる

ボーイのことが好きだとキャバクラ嬢はどうしてもボーイの言いなりになりがちなので、
これを利用してうまくキャバクラ嬢を管理できます。
仕事内容を管理するだけでなく、退店しそうなキャバクラ嬢を引き留めるのにも効果的です。
メリット③:出世につながる

担当のキャバクラ嬢の売上はボーイの出世につながるので、色恋管理で出世を狙うボーイもいます。
また、担当キャバクラ嬢の売上はボーイの給料にもつながるので、目先の給料をアップさせる効果もあります。
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色恋管理のデメリット

色恋管理はうまくやればメリットもありますが、デメリットも少なくないので注意しましょう。
①キャバ嬢側のデメリット

キャバ嬢にとって、色恋管理は精神的な負担が大きいものです。
「好きなボーイのために仕事を頑張る」という状況は一見プラスに見えても、実際には心身を追い詰めやすく、精神を病んで辞めてしまうケースも少なくありません。
プライベートをボーイに握られているという感覚も、常に大きなストレスとなります。
また、他のお客様から「自分のことを本気で好きでいてくれる」と期待されている中で、裏でスタッフと関係していることが知られれば、信頼を一気に失ってしまいます。
これは自分自身だけでなく、お店のイメージ悪化にも直結します。
さらに、色恋管理が他のキャバ嬢に知られると、人間関係の悪化を招きます。
特に店長や付け回し担当のボーイと噂が立つと、「ひいきされている」と誤解され、派閥やいじめにつながるケースも。
結果としてお店全体の雰囲気がギスギスしてしまい、働きづらい環境を生み出すのです。

②ボーイ側のデメリット

色恋管理は一時的に売上アップにつながることもありますが、黒服や男性スタッフにとっても大きなリスクを伴います。
キャバクラでは本来、キャストとの恋愛は禁止されているため、発覚すれば減給や解雇などの処分を受ける可能性があります。
さらに、人を騙して疑似恋愛を続けているという罪悪感は、精神的な負担として常につきまといます。
日々の業務に加え、キャバ嬢を巧みに騙してそれがバレないように立ち回る必要があるため、強いメンタルがなければ続けられません。
もし色恋管理が常連客に知られてしまえば、キャバ嬢に本気の恋愛感情を抱いていたお客様の信頼を失い、お店全体の評判を落とすことにもなります。
最終的に顧客離れを引き起こし、経営に悪影響を与えるリスクもあるのです。
キャバクラ嬢側にメリットはある?

色恋管理はボーイがキャバクラ嬢をだましてやる行為なのでキャバクラ嬢は被害者ということになりますが、
キャバクラ嬢側にも
- 付け回しで優先される
- シフトの自由が効きやすくなる
- 他のボーイに話せないことも相談しやすい

色恋管理の対象になりやすいキャバクラ嬢

ボーイが色恋管理したいと思うのは、「かわいい」「将来売れそう」「すでに売れている」キャバクラ嬢です。
ボーイが色恋管理するのは自分が出世したいからなので、
売れる見込みのないキャバクラ嬢に色恋管理することは基本的にありません。
キャバクラ嬢を色恋管理するリスク

色恋管理は店に内緒でキャバクラ嬢をだましてやることなので、当然いろいろなリスクがつきまといます。
主なリスクとしては、
- 風紀違反に発展する
- 客や他のキャバクラ嬢にバレる
- 精神的に病む

リスク①:風紀違反に発展する

色恋管理はあくまで疑似恋愛ですが、そこから本当に付き合ってしまって風紀違反になることもあります。
最初はだますつもりでも、段々と情が沸いてきて好きになってしまうことも少なくありません。

店は色恋管理は黙認しても、風紀違反は黙認できないので注意が必要です。
リスク②:客や他のキャバクラ嬢にバレる

色恋管理は誰にもバレないようにこっそりやらなければいけませんが、
客や他のキャバクラ嬢にバレるリスクは常にあります。
客はキャバクラ嬢に疑似恋愛を求めることが多いので、
ボーイと付き合ってると知ると、たとえ色恋管理でも冷めて離れていく可能性があります。
また、他のキャバクラ嬢にばれるとキャバクラ嬢同士の人間関係がギスギスしてしまいます。

リスク③:精神的に病む

色恋管理はだまされてるキャバクラ嬢も病みますし、ボーイ側も相当強いメンタルがないと病みます。
キャバクラ嬢が色恋管理を見分けるポイント

ボーイが口説いてきた、または付き合うことになった時は、それが色恋管理でないか見分けることが大切になります。
例えば、
「お店を辞めると言うと否定して引き留めようとしてくる」
「退店したいと言ったとたんにやたらと口説いてくるようになった」
といったケースは色恋管理の可能性大です。
他にも、
「売上が落ちると態度が冷たくなる」
「営業LINEの内容などをやたらとチェックしたがる」
といった行動も、色恋管理されている可能性があります。

キャバクラ嬢色恋管理の適切な対処法は?
色恋管理に巻き込まれた場合、まず大切なのは「仕事とプライベートをはっきり分ける意識」を持つことです。
黒服や男性スタッフからの好意的な言葉や行動があっても、安易に信じすぎず「これは営業の一環かもしれない」と冷静に捉えるようにしましょう。
また、違和感を覚えたら一人で抱え込まず、信頼できる先輩キャストや友人に相談することも大切です。
お店によってはスタッフとの恋愛自体を禁止しているため、店長や責任者に報告するのも有効な手段になります。
さらに、精神的な負担が強いと感じた場合は、無理に我慢せず環境を変える選択も必要です。
色恋管理に依存してしまうと、キャリアの成長を妨げるだけでなく、自分自身をすり減らしてしまう原因になります。
冷静な判断と自分を守る意識を持つことが、色恋管理から距離を取り、健全に働き続けるための一番の対処法です。
まとめ
色恋管理は確かにメリットもありますが、店やキャバクラ嬢をだます行為なのでおすすめはできません。キャバクラ嬢側としては、色恋管理するボーイがいることを知って、簡単にだまされないようにしましょう!