
キャバクラのペナルティって何?働きたいけどよく分からないので心配・・・という人も多いのでは?
キャバクラのペナルティとは遅刻や無断欠勤などをした時に払う罰金のことで、
たいていのお店では何かしらの罰則があります。
今回はキャバクラのペナルティについて、種類や金額、払う義務はあるのか、ペナルティを受けないコツといった基本を解説します!
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キャバクラのペナルティとは

キャバクラのペナルティとは、
キャバクラ嬢がお店のルールを守らなかったり、目標を達成できなかった時にお店に払う罰金
のことです。
ペナルティの種類と金額はお店によって違いますが、高級店ほど厳しい傾向があります。
違反したら毎回必ずペナルティをとるお店もありますが、
常習のキャバクラ嬢にだけペナルティをとって、1回だけなら大目に見るお店もあります。
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キャバクラのペナルティの種類と金額

キャバクラのペナルティでよくあるのは、
- ノルマ未達成
- 遅刻
- 当日欠勤
- 無断欠勤
- 風紀違反
- ヘアセットせずに接客したペナルティ(ノーセット罰金)
- ミーティングに参加しなかったペナルティ
①ノルマ未達成

キャバクラには「ノルマ」が設定されているお店も多くあります。
ノルマ未達成のペナルティとは、お店が定めた同伴数・指名本数・売上などのノルマを達成できなかった時に罰金を払うことです。
金額はお店によりけりですが、指名・同伴は「足りない本数 × 3,000円〜5,000円」ほど。
売上ノルマは「売上が給料に届かなかった差額」をもとに金額を決めるケースが多いです。
知らずに働き始めると予想外の出費になりかねないため、体入や面接の段階で必ず確認しておくことが大切です。
②遅刻

遅刻は多くのお店でペナルティがつきます。
金額は「10分につき2,000円」とか「30分につき5,000円」など、
分単位で決めるのが一般的です。
③当日欠勤

当日欠勤とは、出勤当日に「休みます」とお店に連絡を入れて休むことです。
当日欠勤のペナルティの金額は10,000円前後のことが多く、
「時給の2時間分」など時給単位で決めているお店もあります。
④無断欠勤

無断欠勤とは、当日に連絡も入れずに休むことです。
無断欠勤は連絡を入れる当日欠勤より悪質なので、ペナルティも厳しくなります。
金額は数万円とか日給1日分などに設定しているお店が多く、かなり痛いペナルティとなります。
⑤風紀違反

風紀違反とはキャバクラ嬢とボーイが付き合うことで、キャバクラ店ではご法度となります。
風紀違反のペナルティはお店によりけりですが、
罰金数十万円とか100万円などに設定しているお店もあり、
大変厳しいペナルティとなります。
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⑥ミーティング不参加

閉店後や定休日にミーティングをするお店では、不参加のキャバ嬢に罰金を課すことがあります。
ミーティング不参加で罰金を課すお店は多くないですが、もし罰金のあるお店で働くなら、
用事で参加できない時は事前に報告するなどして、罰金を取られないように対処しましょう。
⑦ノーセット罰金

高級店ではヘアセットせずにお店に出ると罰金を課すことがあります。
高級店ではお店のゴージャスな雰囲気に合うように身なりを整える必要があるので、ヘアセットは必ず行いましょう。
大衆店ではヘアセット罰金を課すお店は多くありませんが、たとえ罰金がなくてもヘアセットはしっかりやるべきです。
⑧連絡先の交換忘れ

新規のお客さんとの連絡先交換を忘れると、罰金を課すお店があるといわれています。
連絡先を交換しないとリピート確率が低くなるので、売上に響くのが理由です。
ただし、連絡先の交換忘れで罰金を課すお店はあまり多くなく、課すお店は悪質店の可能性もあるので、
罰金のあるお店ではそもそも働かないようにするほうがいいかもしれません。
⑨退店時罰金

キャバクラの中には、退店するために罰金を払わなければならないお店もあるといわれています。
これは退店しづらくさせてキャバ嬢をお店に引きとめるためのシステムですが、まともなお店で退店時罰金を課すお店はほとんどありません。
退店時罰金を課すお店は悪質店の可能性が高いので、罰金があると噂されるお店ではそもそも働かないほうがよいでしょう。
キャバクラのペナルティは払う義務ある?

罰金は労働基準法で禁止されているので、
キャバクラのペナルティは基本的に全て法律違反ということになります。
なので、法律的にはキャバクラのペナルティは払う義務はありません。
しかし、キャバクラ業界ではペナルティが慣習になっていて、みんなそのルールに従って働いているので、
払っておかないと働きにくくなるのが実際のところです。
ただし、もし脅しを伴うような不当なペナルティを要求されたら、
毅然とした態度で対応する必要があります。
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キャバクラでペナルティを受けないためには?

キャバクラのペナルティに対する一番の対策法は、
そもそもペナルティを受けないようにすることです。
そのためには、
- 常識を持って真面目に働く
- 面接でシステムを聞いておく
- ペナルティのないお店で働く
①常識を持って真面目に働く

キャバクラのペナルティは遅刻や欠勤などに対して課されるものなので、
常識を持って真面目に働いていれば、普通はペナルティを受けることはありません。
さらに、普段から真面目に働いていればボーイさんからの印象も良くなるので、
仮に1度くらいペナルティがあっても寛大になってくれることもあります。
②面接でシステムを聞いておく

キャバクラのペナルティはお店によって種類も金額もバラバラなので、
面接の時に分からない点はちゃんと聞いておくことが大切です。
「聞かずに入店したらペナルティがめちゃくちゃ厳しくて困った」
なんてことのないようにしましょう。
③ペナルティのないお店で働く

キャバクラ店の中には、ペナルティがない、またはあっても厳しくないお店もあるので、
ペナルティのプレッシャーが嫌ならこういったお店で働くのもアリです。
ただし、ペナルティがないからといって遅刻や欠勤をしていいわけではないので、
「テキトーに働きたいからペナルティのないお店を選ぶ」
という考え方はよくありません。
④ペナルティを避けるための工夫

ノルマや罰金はプレッシャーになりますが、少しの工夫でリスクを減らすことができます。
-
ノルマの達成を目指す
指名や同伴の数を把握し、計画的に営業LINEやお誘いを入れることで、無理なくノルマに近づけます。
小さな積み重ねでも意識することで結果につながりやすくなります。 -
無理なシフトは出さない
出勤日数を増やせば稼げるように見えますが、体力的に無理をすると逆効果。
無断欠勤や当日欠勤は罰金対象になることが多いので、自分の生活リズムに合ったシフトを組むことが大切です。 -
体調不良のときは診断書を発行してもらう
やむを得ず欠勤する場合、病院で診断書をもらって提出すれば罰金が免除されるケースがあります。
特に体調不良やケガなどは、証明があれば理解してもらいやすいので安心です。
まとめ
キャバクラのペナルティのシステムはお店によって違いますが、良心的なお店で真面目に働けばペナルティを受けることはほとんどありません。
ペナルティを受けないためには真面目に働くことがまずは大切ですが、
不当にペナルティが厳しいお店では働かないようにすることも重要です。














