

キャバクラの風紀違反とは?
どんな罰があるの?
キャバクラの『風紀違反』とは、
主にボーイとキャストの恋愛関係を指す言葉で、
してしまうと、罰金などの罰を受けてしまいます。
今回は、
・キャバクラの風紀違反とは?
・風紀違反をしてしまうと?
・罰金は払わないといけないのか?
など、
風紀違反について詳しくご紹介していきます。
風紀とは?
(引用)
同じお店で働く、店の関係者(ボーイ・黒服・スタッフ)とキャバ嬢の間で恋愛すること、付き合うこと!
学生時代から「風紀を乱す」など、
雰囲気や秩序のような意味ではよく使われますが、
夜業界ではボーイとキャストの恋愛関係を指す言葉です。
お店の運営側であるボーイと、
お店の商品であるキャバ嬢との恋愛は、
お店の風紀を乱すことに繋がるため、
意味としては同じように思いますが、
風紀と聞いてパッと思いつく「風紀委員」などとは少し違います。
夜業界ではかなり厳しく禁止されているタブーの代表!
こちらの記事も参考にどうぞ!
風紀が禁止されている理由
(引用)
お店にとってはデメリットだらけ!
風紀が禁止されている理由は、
お店の売上が下がってしまったり、
お客様に不快な思いをさせてしまったりと
様々な理由が挙げられます。
こちらの記事も参考にどうぞ!
接客の質が下がる
疑似恋愛を楽しみに来ているお客様も!
純粋に女性とお酒を飲みたいというお客様もいますが、
中には疑似恋愛を楽しみに来ているお客様も大勢います。
「席でイチャイチャしたり、お客様に触られているのを恋人に見られたくない」
という思いから接客が冷たいものになってしまったり、
恋人ばかり見ていて接客に集中できない。なんてことも。
そうして接客の質が下がってしまうと、
お店の評判や売上、満足度の低下を招いてしまいます。
最悪の場合、お客様とトラブルになるケースも・・・
キャストが辞めてしまう
キャストはお店の大切な"商品"
キャバクラではキャストがいないとそもそも売上が作れませんし、
お店としては、特に人気のキャバ嬢には長く働いて欲しいものです。
しかし、風紀違反をしてしまうと、
・恋人が出来たことで水商売を辞めたくなる
・別れてしまい気まずさから辞めたくなる
・周りにバレて居心地が悪くなり辞めたくなる
など、辞めたい理由が量産されてしまいます。
贔屓がうまれる
贔屓は周囲の士気低下に!
アルバイトなど、ボーイの中でも下っ端なら別ですが、
付け回しなどを行うくらいの立場だと、
恋人であるキャバ嬢を良い席に優先して着けたり、
シフトを優遇してあげたり・・・
ということも少なくありません。
本人達が隠しているつもりでも、周囲にバレてしまうのが風紀違反。
「恋人だから良い席に着けている」
「恋人だから自由に働けている」
と周囲のキャストに思われてしまうと、
全体の士気が下がってしまい、
結果お店の売上低下に繋がります。
風紀の基準は?どこからが風紀?

風紀違反になる線引きはお店ごとに異なっており、「ここから風紀になる」という明確な定義は一律ではありません。
たとえば、LINEでの頻繁なやり取り、外で会うこと、二人きりでの密室でのお酒や距離感のある接触などが、関係者や店側に「怪しい」「恋人関係と思われそう」と判断されれば、風紀違反と見なされることが多いようです。
実際に、LINEの会話記録や外出の証拠が出てしまうと即アウトという扱いになるケースもあります。
また、お店のルールに「風紀禁止」が明記されていれば、たとえLINE交換や外出程度でもペナルティ対象になる可能性があります。
逆にルールが曖昧な店では、多少の接触が黙認されることもありますが、ギリギリの線を攻めるほどリスクは高くなります。
いずれにせよ風紀違反となるかどうかは、お客様や店舗関係者に「恋人関係と疑われるレベル」に見えてしまうかどうか、そしてルールに反する行為が表面化してしまうかどうかが判断の分かれ道です。
風紀違反によるデメリット

キャバクラの風紀違反にはほとんどデメリットしかなく、メリットはほとんどないといえます。
いくら隠して付き合っていても仲間内ではどうしてもバレてしまうものですし、
付き合っているキャバ嬢が他の男性客を接客しているのを常に見て仕事をするのは決して気分のいいものではありません。

逆にキャバ嬢側も、ボーイが他のキャバ嬢と仲良くしているのを見るのは気分がよくないでしょう。

風紀違反をしてしまうと?
(引用)
風紀違反は以下のことに直結する可能性が高いです。
多額の罰金を請求される
キャバクラではルール違反をした場合、多額の罰金を請求されることがあります。
たとえば無断欠勤や遅刻、同伴・指名のノルマ未達、裏引き行為などは典型的なケースです。
罰金の金額はお店によって異なりますが、1回あたり数万円単位になることも珍しくありません。
結果的に1か月の給与から大きく差し引かれ、働いても手元にほとんど残らないという状況になりかねません。
こうしたリスクを避けるためにも、ルールを事前に確認し、安易な行動は控えることが大切です。
お店をクビになる
ルール違反を繰り返したり、信用を大きく失うような行動を取った場合は、最悪お店をクビになることもあります。
とくに金銭トラブルやお客様との重大なトラブルは、経営に影響を与えるため厳しく扱われます。
一度クビになってしまうと、同じエリアでの再就職が難しくなる場合もあり、キャバ嬢としてのキャリアに大きな傷を残すことになります。
自分を守るためにも、無理のない働き方を心がけ、お店の信頼を失わないよう意識することが重要です。
なぜキャバクラは風紀が厳しいのか

キャバクラの風紀が厳しい原因としては、まず特定のキャバ嬢がひいきされて、営業に支障が出ないようにするためというのがあります。
どのお客さんにどのキャバ嬢をつけるか決める付け回しはボーイが行うので、
特定のキャバ嬢と恋愛関係にあるとどうしてもひいきが出てしまいます。
たとえひいきしてなくても、他のキャバ嬢から「ひいきしてるんじゃないか」という噂が立つ原因になるので、キャバクラはどうしても風紀が厳しくなるのです。
また、ボーイと付き合っているキャバ嬢はお店を辞めてしまうことが多いのも、風紀が厳しくなる原因だといえます。
色恋管理との違い
(引用)
色恋管理とは、ボーイや黒服などの男性スタッフがキャバ嬢と恋人関係を装うことで、
「恋人に認められたい!」
「恋人のために頑張りたい!」
というキャバ嬢の想いを利用し、仕事のモチベーションを高めてお店の売上を上げる方法です。
「管理」というからにはあくまで業務の一環であり、ボーイが本気で恋愛感情を抱くことはありません。
基本的にはお店からの指示で恋人関係を演じるのが、色恋管理の実態です。
また、色恋管理は水商売の世界に昔から存在する“風紀”の一種ともいわれています。
本来キャストとスタッフの恋愛は禁止であり、もし関係が発覚すればペナルティや処分の対象となります。
つまり、色恋管理は業界特有の「裏ルール」であり、決して純粋な恋愛ではないという点を理解しておくことが大切です。
罰金は法律上支払わなくて良い!?
(引用)
法律的に見ると、罰金を支払う義務はありません!
禁止されている事をやってしまったのは自分でも、
「50万円や100万円なんて大きい額払えない!」
というのが本音でしょう。
実はこの罰金、法律的には無効で、支払う義務はないのです。
それは、最初に誓約書にサインしている場合も同じこと。
・罰金を規則とする
・規定の割合を超えて減給する
などは労働基準法で禁止されているのです。
また、
「周囲にバラす」「追い込みをかける」
などがあった場合は恐喝罪や強要罪にあたるため、
警察に相談するのも1つの手です。
ただし、
秩序を乱したことでの解雇や、
規定の範囲内での減給は認められているため、
弁護士などに相談して、穏便に済むよう交渉してもらうのがおすすめです。

「ルールを破って弁護士に相談して払わなかった人」
と話はまわってしまうため、他店でも働くことが難しくなるので、
そこまで戦うのであれば、
「もう夜業界とは関わらない!」くらいの気持ちで戦いましょう。
まとめ
今回はキャバクラの風紀についてご紹介しました。
キャバ嬢はお店の商品なので、
スーパーやコンビニと同じく、
お店の商品に勝手に手を出す事は禁止されているのです。
法律的には罰金などを支払う義務は無いとご紹介しましたが、
あくまでも法律上は・・・というお話。
働いている以上は、
そのお店のルールをしっかり守って働くようにしましょうね!
今後も夜業界のルールや役立つ情報を発信していきますので、
ぜひご覧ください^^