「キャバ嬢ってどうして病むの?」
「こんなことで病んでしまうのって私だけ? 」
キャバ嬢さんが病む理由は様々ですが、
特に多いのが「女の子同士のナンバー争い」「ノルマに対するプレッシャー」等があります!
病んでしまうのはあなただけではありません。
なぜならキャバ嬢は、想像以上にハードな職業です。
ただ座ってお喋りしていればいいんでしょう?なんて思われがちですが、実際働いてみると苦労が多く、早々に辞める人も少なくないのです。
この記事では、キャバ嬢が病む理由を9つに分けて解説します。
そして、すでに病んでしまっているという方に向けて解決策も紹介するので、ぜひ参考として役立ててみてくださいね。
-【病む理由①】キャバ嬢同士のナンバー争い
-【病む理由②】ノルマに対するプレッシャー
-【病む理由③】キャストの人間関係
-【病む理由④】掲示板で叩かれる・SNS上の誹謗中傷
-【病む理由⑤】昼夜逆転生活
-【病む理由⑥】過度なアルコール摂取
-【病む理由⑦】ダイレクトに嫌なことを言われる
-【病む理由⑧】可愛い子と比べられる
-【病む理由⑨】将来に対する不安
・キャバ嬢が病まない対策法
-①売上順位を気にしすぎない
-②ネットの誹謗中傷は気にしない
-③合わない人とは距離をおく
-④健康的な生活習慣を心がける
キャバ嬢が病んだ時の解決策
-太陽の光を浴びる
-相談できる相手を見つける
-長期休暇でリフレッシュ
-出勤日数を減らす
-他店移籍を考える
-夜職を卒業する
<まとめ>
キャバ嬢が病む9つの理由
キャバクラは激しい競争社会なので、病んでしまうのも無理ありません。病んでしまう理由として、以下の9項目に分類しました。
- キャバ嬢同士のナンバー争い
- ノルマに対するプレッシャー
- キャストの人間関係
- 掲示板で叩かれる・SNS上の誹謗中傷
- 昼夜逆転生活
- 過度なアルコール摂取
- ダイレクトに嫌なことを言われる
- 可愛い子と比べられる
- 将来に対する不安
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【病む理由①】キャバ嬢同士のナンバー争い
お店の中で1か月分の売上を競う「ナンバー」は、常にストレスとプレッシャーとの戦いです。ナンバーは毎月変動します。
月末の締め日を迎えるまで、結果は誰にもわかりません。
「順位をキープしたい」
「さらに上位の成績を残したい」
「今はナンバー圏外だけど来月はのしあがりたい」
「あのキャストだけには負けたくない」
このように、さまざまな理由を持ったキャバ嬢がメラメラと闘争心を燃やしているので、メンタルが弱いとすぐに心が折れてしまうかもしれません。
平和主義や優しい人ほど、ナンバー争いに疲れて病みやすい傾向にあるようです。
キャバ嬢として生き残るには、野生的な本能的強さと強靭な心が必要だといえるでしょう。
【病む理由②】ノルマに対するプレッシャー
キャバクラ店では、最低指名本数・最低売上金額・最低出勤日数など、店舗によって定められたノルマがあります。
決められたラインを超えられないと給与が下がったり、罰金を取られるなど、キャストにとっては死活問題となるハードな内容もあります。
毎月のノルマをこなすのは精神的負担が大きく、常にプレッシャーがつきまとうので、耐えられず病んでしまうキャストも多いのです。
【病む理由③】キャストの人間関係
キャバクラは典型的な「女性の職場」です。
昼職・夜職ともに職場の人間関係で悩むことは多々ありますが、女性同士の人間関係は特に複雑で、些細なことで壊れやすいもの。
勘違いが原因で仲がこじれたり、先輩後輩の上下関係、嫉妬や僻みで派閥ができることもあります。
人間関係がうまくいかないと業務自体にも影響が出始めるので、早い段階でボーイに相談するなど改善策がないか検討してみましょう。
【病む理由④】掲示板で叩かれる・SNS上の誹謗中傷
掲示板やSNSは、匿名で書き込める便利さがあります。しかし誹謗中傷の場合、どこに敵がいるのかわからないので不安やストレスの大きな要因へと変化します。
精神的ストレスも大きく、人間不信になってしまうことも否めません。
弁護士を雇って書き込んだ人物を訴えることも可能ですが、書き込み1件あたり10万円前後の特定代金がかかるといわれています。
金銭的負担が大きいため、実際は行動に起こせず絶え苦しんでいる人が多いのが現状です。
【病む理由⑤】昼夜逆転生活
キャバクラ嬢に限らず、夜職は昼夜逆転の生活になります。
昼夜逆転すると人間らしい生活リズムが崩れるため、睡眠障害が起こりやすく、精神的にも悪い影響を与えてしまいます。
さらに、睡眠不足になると食欲が増進し肥満につながる原因にもなるといわれています。
眠れないと思考がネガティブになりがちなので、鬱や病み期から抜け出せないという悪循環で悩んでいるキャバ嬢も多くいるようです。
【病む理由⑥】過度なアルコール摂取
キャバ嬢として売れるためには、限られた勤務日数と勤務時間の中で売上額を伸ばしていかなければなりません。
短時間で高額シャンパンをたくさん下ろしてもらえば、その分の個人売上はみるみるうちに伸びていきます。
しかし売上のことを考えすぎるあまり、過度な煽り行為をしたり、「飲まないと喋れない」「テンションが上げられない」などの理由で必要以上のアルコール摂取を繰り返すキャバ嬢も多くいます。
また、キャバクラで働き続けていると「飲まないといけない場面」は少なからずやってきます。
「飲みたくないのに飲まされる」「我慢して飲んだけど、そのあと具合が悪くなって大変だった」など、お酒によるトラウマが発生したり、罪悪感や不安感が高まって病んでしまうことも十分にあり得ます。
【病む理由⑦】ダイレクトに嫌なことを言われる
キャバクラには「金を払っているんだから何を言ってもいい」という勘違いをした客も来店します。
このような客は、暴言を吐くことがストレス発散だと勘違いしていたり、過激な下ネタ、セクハラまがいな発言を繰り返します。
悲しいことにキャバ嬢として経験年数が増えていくにつれ慣れていくものですが、始めて間もない頃はメンタルも脆く、病む原因にもなりかねません。
【病む理由⑧】可愛い子と比べられる
キャバクラは、容姿が整った女性が大勢集まります。
地元ではそこそこ可愛いと思っていたけど、箱の中では「中の下レベル」に分類されてしまうことも。
現実を目の当たりにして自信を無くしたり、客から「ブス」「可愛くない」などストレートな言葉を投げつけられ、病んでしまうキャバ嬢も少なくありません。
【病む理由⑨】将来に対する不安
キャバ嬢として働き続けると、将来に対する漠然とした不安が襲ってきます。
周りの昼職の子が昇格したり、同級生が結婚や妊娠をするたび「自分はこのままでいいんだろうか」と病み始めてしまうこともあります。
ズルズルと流されたままキャバ嬢を続けるのではなく「現役でキャバ嬢を続けるのは〇〇歳まで」や「貯金額〇〇円まで」などといったように目的や期限を決めて働くことが大切です。
キャバ嬢が病まない対策法
キャバ嬢が病まないで済ますには、普段から病まないための対策法を実践して、いい精神状態をキープすることが大切です。
- 売上順位を気にしすぎない
- ネットの誹謗中傷は気にしない
- 合わない人とは距離をおく
- 健康的な生活習慣を心がける
①売上順位を気にしすぎない
売上は給料やノルマにも影響するので全く気にせず仕事をすることは不可能ですが、あまり気にしすぎると病む原因になってしまいます。
特に、他のキャバ嬢との順位を気にしすぎると病んでしまうので注意しましょう。
気にしすぎると順位が落ちた時に病みますし、順位が上のキャバ嬢への嫉妬なども起こって精神的にマイナス点が多いです。
やる気や向上心を持つために順位を気にするのはいいですが、気にしすぎて病むくらいなら気にしないほうがいいでしょう。
②ネットの誹謗中傷は気にしない
キャバ嬢として働いていると、ネットに誹謗中傷を書かれてしまうことはめずらしくありません。
しかし、こういった誹謗中傷を気にしても病むだけなので、気にしないのが一番です。
自分でキャバ用のSNSをやっているとそこに誹謗中傷コメントが来るかもしれませんが、
そういうのはスルーしたり、しつこいならブロックなどで対応すればいいでしょう。
また、自分の評判が気になって何度もエゴサーチしてしまうのはありがちですが、
誹謗中傷を見つけてしまう可能性も高くなるのであまりやりすぎないほうがいいです。
③合わない人とは距離をおく
キャバクラで働くと同僚のキャバ嬢やボーイと関わらなければなりませんが、
全ての人と仲良くなる必要はなく、合わない人とは適度に距離を置いたほうが病まずに済みます。
完全に無視するのはよくありませんが、あいさつや最低限の会話などにとどめて、つかず離れずの距離を保ちましょう。
④健康的な生活習慣を心がける
キャバクラで働いているとどうしても不健康な生活習慣になりがちで、不健康になると精神的にも悪影響が出てしまいます。
生活リズムを朝型にできないのは仕方ないですが、それでもできるだけ規則正しく睡眠をとって日光を浴びられる時間を作ったり、
疲れている時は無理せず仕事量を少し減らすなど、体の健康を維持することが精神的な健康にもつながります。
キャバ嬢が病んだ時の解決策
キャバ嬢が病んでしまった時の解決策は以下の通りです。
- 太陽の光を浴びる
- 相談できる相手を見つける
- 長期休暇でリフレッシュ
- 出勤日数を減らす
- 他店移籍を考える
- 夜職を卒業する
それでは上から順に、解説していきますね。
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太陽の光を浴びる
人間は、太陽の光を浴びることで「セロトニン」が分泌され、うつ病や不安障害がやわらぐと言われています。
夜型になると太陽の光を浴びる機会もなくなり、病み期の沼にはまってしまう悪循環へと繋がります。
セロトニン効果は、1日15〜30分程度でも十分に期待できるので、起きたらカーテンを開けて日差しを取り入れることから始めてみましょう!
相談できる相手を見つける
病んでいる時は悩みを一人で抱えがちですが、相談できる相手を見つけて話を聞いてもらうだけで解消できることもあります。
特におすすめなのは、お店のボーイに相談すること。
ボーイであれば、あなたの立場もわかっているし、状況や内容が伝わりやすいのでスムーズに話を聞き入れてくれるでしょう。
長期休暇でリフレッシュ
キャバ嬢を続けて病んでしまったら、長期休暇を取るのもいいでしょう。
1度仕事から離れることで気持ちがリセットされるので、再び持ち直せることもあります。
初心の気持ちを思い出したり、夜職の楽しさに改めて気づくことも。
誰かと思いっきり遊ぶ時間を作ってみたり、一人旅で自分を見つめ直すこともおすすめですよ。
出勤日数を減らす
「お店が厳しくて長期休暇を取らせてくれない」という場合は、出勤日数を減らすことから始めてみましょう。
特に毎日ノルマに追われていたり、売上に対するプレッシャーを感じている人には効果的です。
出勤日数を減らしたら「このノルマを達成できなくなる」という不安もあると思いますが、病んで完全にメンタルを潰してしまうよりずっとマシです。
出勤日数を減らしたら、思いっきり自分を甘やかす時間を過ごしてみましょう。
他店移籍を考える
あなたが病んでしまう原因は、在籍店舗を変えることで解消できるかもしれません。
売上や出勤日数などノルマを厳しく設定しているところもあれば、逆にまったくノルマがなく自由すぎるというお店もあります。
また、客層やキャストの雰囲気もさまざまです。
在籍している場所が、あなたの雰囲気に合っていないだけで、お店を変えたら解消することも十分に考えられます。
居心地の悪さを感じ、あまりにもストレスを抱えているようなら他店移籍も視野に入れてみましょう。
夜職を卒業する
心が病んでしまってどうしようもない辛さを感じているのなら、夜職を引退することも考えてみましょう。
世の中の仕事は、それぞれ適正があるので相性がいいものもあれば、合わないものもあります。
あなたにとって夜職は「合わなかった」のかもしれません。
でもきっと、その他の可能性を秘めているはず。
新たに羽ばたける場所を探してステップアップしていきましょう!
まとめ
この記事では、キャバ嬢として病む原因を9つ紹介しました。
夜の世界は特殊なので、精神的疲労も多いもの。
もし病んでしまった時は、無理せずにゆっくりと休んでくださいね。