
キャバクラの意味は、キャバ嬢に接客してもらいながらお酒が飲める飲食店のことです。キャバクラの意味がよく分からない…という初心者の方も多いはず。
今回は、気になるサービス内容や料金システム、クラブやラウンジとの違いなど、初心者向けにポイントを解説します!
こちらの動画もご参考下さい!
キャバクラの意味は?

キャバクラとは、お客さんに「キャバクラ嬢」または「キャバ嬢」と呼ばれる女性がついて、
一緒にお酒を飲んだり会話したりできる飲食店のことです。
「キャバクラ」という名前は、「キャバレー」と「クラブ」をくっつけた「キャバレークラブ」から来ています。
キャバクラはお触りや脱ぐなどの性的サービスはないので風俗店ではありません。
ただし、キャバクラと似た名前の「セクキャバ」は、お触りなどの性的サービスがあるお店なので注意しましょう。
こちらの記事も参考にどうぞ!
キャバクラのサービス内容

キャバクラの基本サービスは、お客さんにお酒やフードを提供し、キャバ嬢をつけて接客させることです。
キャバ嬢は単に会話して一緒に飲むだけではなく、
美しいドレスやメイクで着飾り、お客さんのお酒を作ってあげたりタバコに火をつけてあげたりと、
見た目、気配り両面でお客さんを楽しませます。
単に接客するだけでなく、キャバ嬢がステージで歌やダンスなどのショーを披露するキャバクラもあります。
こちらの記事も参考にどうぞ!
お客さんとの親密さが特徴
キャバクラの接客が普通の飲食店の接客と違うのは、お客さんとの親密さです。キャバクラはお店で飲んで終わりではなく、
キャバ嬢とお客さんがLINEなどの連絡先を交換して、その後も連絡を取って関係を維持することが多いです。
さらに、「同伴」や「アフター」といった店外でキャバ嬢とデートするサービスもあるので、
お客さんとキャバ嬢の距離感はとても近くなります。
キャバクラの料金システム

キャバクラの料金システムの基本となるのは「セット料金」です。
60分前後を1セットとして数千円から1万円くらいのセット料金がかかり、
お店が指定するいくつかの銘柄のお酒(ウイスキーや焼酎など)が飲み放題、
そしてフリーのキャバ嬢が15分ずつくらい交代で接客してくれます。
1セット終了後も飲みたい場合は、「延長料金」を払えば引き続き飲むことができます。
その他には、
- 特定のキャバ嬢にずっと接客してもらいたい時に払う「指名料」
- ドリンクやフードを別途注文する時のドリンク・フード代
- サービス料、消費税
などがかかります。
セット料金
セット料金とは、入店して最初の1セット(60分程度)お店にいるために発生する料金です。料金相場は大衆店で5,000円から7,000円くらい、高級店で10,000円前後で、地域によって違いがあり、さらに同じ地域でもエリアによって相場が違うことがあります。
1セットの時間は50分から70分に設定しているお店が多いですが、40分とか90分などに設定しているお店もあります。
延長料金
延長料金とは、最初の1セットが終わった後、引き続きお店で飲みたい時に払う料金です。一般に延長料金はセット料金と同じくらいの金額に設定されますが、全く同じ料金ではないこともよくあります。
また、延長時間は1セットと同じ時間とは限らず、1セットの半分程度に設定しているお店もあります。
もちろん、時間が半分の場合は、延長料金はセット料金の半額程度になります。
指名料金
指名料金とは、特定のキャストにずっと接客してもらいたい時に払う料金のことです。指名料金には、フリーでついたキャストを指名する「場内指名」と、入店時に指名する「本指名」があります。
指名料金の相場は2,000円から3,000円くらいで、本指名を少し高く設定しているお店が多いです。
キャストの人気度によって指名料金が変わることもあります。
ボトル代
ボトル代とは、お酒をボトル単位で購入する時の代金です。購入したボトルはお店が数か月程度キープしてくれます。ボトルは安い銘柄で数千円程度、ドンペリなどの高級シャンパンだと数十万円するものもあります。
ドリンク代
ドリンク代とは、お酒やソフトドリンクをグラス単位で注文する際の料金です。料金は1,000円から3,000円くらいが一般的で、キャストが飲むドリンクもお客さんが料金を払います。
フード代
キャバクラにはチーズやフルーツなどのフードメニューもあり、これも別途料金が発生します。フード代はたいていのメニューで数千円程度です。
同伴料金
同伴料金とは、開店前にキャストと店外で食事などをする際にかかる料金です。同伴料金の相場は3,000円前後で、同伴後はお店に行って本指名する必要があります。
消費税
消費税は、セット料金やドリンク代など、全ての料金に対して10%かかります。
サービス料
サービス料も消費税と同様に、全ての料金に対してかかります。サービス料の相場は10%から30%程度で、VIPルームを利用すると少し高くなることが多いです。
キャバクラの楽しみ方

キャバクラはお酒を飲むだけでなく、キャストとの会話や空間そのものを楽しむ場所です。
乾杯をきっかけにリラックスして会話をはじめ、趣味や仕事など軽い話題を交わすことで自然に盛り上がります。
お店によってはゲームもあり、遊びを通じて距離が縮まるのも魅力です。
また、自分のペースで過ごせるのもポイント。賑やかに盛り上がっても、落ち着いて楽しんでもOKです。
お気に入りのキャストを見つけて指名すれば、さらに深い時間を過ごせるでしょう。
マナーとしては、節度を守り、楽しい時間を一緒に作る姿勢が大切です。
気持ちよく「ありがとう」を伝えるだけで、印象は大きく変わります。
キャバクラの種類

キャバクラにはいくつかのスタイルがあり、それぞれ特徴が異なります。
-
高級キャバクラ
格式が高く、豪華な内装や一流のキャストが揃うお店。接待や特別な時間を過ごすのに向いています。 -
昼キャバ
昼間に営業しており、夜よりもリーズナブルに楽しめるのが魅力。気軽に立ち寄れる雰囲気があります。 -
朝キャバ
早朝から営業しているタイプで、夜勤明けや早起きの人に人気です。活気があり、明るい雰囲気で楽しめます。 -
姉キャバ
20代後半〜30代以降の女性キャストが中心。落ち着いた接客や大人の魅力が味わえるのが特徴です。 -
コンセプトキャバ
アニメ・コスプレ・学生風など、特定のテーマを打ち出した店舗。独自の世界観を楽しめます。
「クラブ」「ラウンジ」との違い

女性が接客してくれる飲食店は、キャバクラ以外に「クラブ」「ラウンジ」などがあって違いが分かりにくいですよね。
クラブ・ラウンジとキャバクラの違いは、キャバクラはお客さんとキャバ嬢が1対1で接客するのに対して、
クラブ・ラウンジは1人のお客さんに対して何人かのホステスがついたり、複数のお客さんを1人のホステスで接客することがある点です。
他には、クラブ・ラウンジはホステスやお客さんの年齢層がキャバクラより高いなどの違いがあります。
「キャスト」「ホステス」とキャバ嬢は違う?

「キャバ嬢」と似た言葉に「キャスト」「ホステス」という用語もあって、違いが分かりにくいですよね。
まず、キャストは「お店側の目線でのキャバ嬢の呼び方」といった感じのニュアンスで、意味はキャバ嬢と同じです。
一方、ホステスはクラブやラウンジで接客する女性のことを指すのが一般的で、キャバクラで働くキャバ嬢のことを「ホステス」と呼ぶことはあまりありません。
また、接客方法の違いによって働ける年齢にも差があります。
キャバクラでは主に20代〜30代前半の女性が多く活躍しており、明るく華やかな接客スタイルが好まれる傾向があります。
一方、クラブやラウンジのホステスは落ち着いた会話力や品格が求められるため、30代以降の女性でも活躍できるのが特徴です。
まとめ
キャバクラの意味は初心者にとって少し分かりにくいですが、キャバ嬢に接客してもらいながらお酒が飲めるお店で、風俗店ではないというのが基本ポイントになります。
クラブやラウンジはキャバクラと似ていますが、システムや接客方法などに違いがあることを知っておきましょう!














